音楽的な解釈が難しい…そんな時に考えてみてほしいこと

大人バイオリンの悩み

バイオリンを習い始めてしばらくすると、こんな壁にぶつかる方が増えてきます。

「楽譜どおりに弾けるようにはなったけど、なんだか機械的…」
「先生の演奏と比べて、自分の音には感情がこもっていない気がする…」

いわれたテクニックはできるようになってきたのに、何か味気ない――そんな風に感じること、ありませんか?

それこそが「音楽的な解釈が難しい」という壁です。


音楽的な解釈って、そもそも何?

音楽的な解釈とは、単に正しい音程で正しいリズムを守るだけでなく、その曲が持つ感情やストーリーを表現すること
作曲家の意図を読み取り、自分なりの表現で曲に「命を吹き込む」作業です。

この部分は譜面には書かれていないため、最初は難しくて当たり前。
むしろ、簡単な曲ほどごまかしがきかず、表現が難しいというのもよくあることです。


大人だからこそ、表現力が活きる

子どもよりも大人の方が、人生経験が豊かです。
喜びや悲しみ、迷いや希望――そのすべてが音に深みを与える材料になります。

音楽には、言葉にしない「間」や「呼吸」も重要です。
思ったことをすべて口にしないように、音楽にも“余白”が必要です。
この感覚こそ、大人ならではの魅力です。

「楽しい曲は楽しい思い出を」
「悲しい曲は少し切ない気持ちを」

そんなふうに、指が自然に動くようになってきたら、今度は気持ちにフォーカスしてみましょう
不思議と、同じ曲でも聴こえ方がまるで違ってきます。


解釈を深めるためのヒント

◆ 歌ってみる

メロディをまず自分の声で歌ってみましょう。
自然とフレーズの流れや、どこで息を吸うかが見えてきます。

息を吸う場所 → バイオリンでも「息を吸うように」音を入れてみましょう。
息をたくさん使う部分 → 弓の速さや圧を意識して、より濃い音で表現してみてください。

◆ タイトルや背景を調べてみる

曲のタイトルや、作曲された背景を知るだけでも解釈のヒントになります。
たとえば「メヌエット」は曲名ではなく、舞曲の一種。
どんな時代に、どんな場面で演奏されていたのか――その背景を知ることで、表現の幅がぐっと広がります。

◆ いろんな演奏を聴いてみる

同じ曲でも、演奏家によって印象は全く異なります。
「こういう弾き方もあるんだ!」と発見することも多く、自分の解釈に深みが増していきます。

今はYouTubeなどで、世界中の演奏に簡単にアクセスできます。
お気に入りの演奏を探して、何度も聴くこと。それが自然と表現力のトレーニングになります。


最後に

音楽的な解釈に「正解」はありません。
あるのは、「あなたが感じたこと」です。

技術が整ってきたら、少しずつ自分の感情を音に乗せる練習も始めてみましょう。
それが、大人になってからバイオリンを始めたからこそ味わえる、音楽の深い楽しみのひとつです。

演奏中の体の揺らし方、表情の変化――それも立派な音楽表現です。

「もう一歩、自分らしい演奏がしたい」
「表現の幅を広げたい」

そんな方は、ぜひ無料体験レッスンでご相談ください。
一緒に、あなただけの音楽を見つけていきましょう!

▶︎【体験レッスンのお申し込みはこちら】

コメント

タイトルとURLをコピーしました