バイオリン演奏において、「音色」を左右する要素は多岐にわたります。弓や弦、楽器本体の違いはもちろんですが、意外と見落とされがちなのが「松脂(まつやに)」です。たかが松脂、されど松脂。
実は、どの松脂を選ぶかによって、音色や弾き心地は大きく変わってきます。
今回は、バイオリンを始めたばかりの方や、今使っている松脂に少し不満を感じている方に向けて、松脂の選び方や種類、そして自分に合った松脂を見つけるためのヒントをご紹介します。
セットについてくる松脂は有難いですが、1~2年で割れてしまうことも多い為、一つは自分で購入する事をおすすめします。
- 松脂とは?
- 松脂の種類と特徴
- 自分に合った松脂の選び方
- 松脂を選ぶときの注意点
- まとめ
- 🎻 おすすめバイオリン松脂10選
- 1位:リーベンツェラー ゴールド II(Liebenzeller Gold II)
- 2位:ピエール・ギヨーム(Pierre Guillaume)
- 3位:ベルナルデル(Bernardel)
- 4位:アルシェ Alto(Archet Alto)
- 5位:メロス(Melos)ライト/ダーク
- 6位:クロネコ松脂(KuroNeko Rosin)
- 7位:コルスタイン(Kolstein’s Ultra Formulation Supreme)
- 8位:シュワルツ/ピラストロ(Schwarz/Pirastro)
- 9位:ミラン(Millant-Deroux)ライト/ダーク
- 10位:ボガーロ&クレメンテ(Bogaro & Clemente Violino)
松脂とは?
松脂は、弓の毛に塗ることで摩擦を生み出し、弦をしっかりと振動させるための必須アイテムです。無色透明なものから黄色、茶色、濃い琥珀色など、見た目にも違いがあり、それぞれ粘度や音の立ち上がりに影響を与えます。
松脂の種類と特徴
1. ソフトタイプ(柔らかめ)
主に**湿度の低い季節(冬)**に向いています。粘り気が強く、弦との摩擦力が高いため、音の立ち上がりが良く、力強く豊かな音が出ます。初心者でも扱いやすく、音が出やすいのが特徴です。
代表的なメーカー:
- Bernardel(ベルナルデル)
- Liebenzeller(リーベンツェラー)Goldシリーズ
2. ハードタイプ(硬め)
湿度の高い夏場に適しています。サラッとした使用感で、繊細でクリアな音が出るため、上級者に人気です。滑りやすいという難点もありますが、しっかりとしたボウイングができる方にはおすすめ。
代表的なメーカー:
- Pirastro(ピラストロ)Goldflex
- Hill(ヒル)ダーク
3. オールシーズン対応タイプ
一年を通じて安定した使い心地の松脂もあり、季節を気にせず使えるのが魅力です。湿度管理が難しい日本の気候には、こうしたタイプも便利です。
代表的なメーカー:
- Andrea(アンドレア)Soloシリーズ
- Kaplan(カプラン)
自分に合った松脂の選び方
1. レベルに応じて選ぶ
- **初心者:**柔らかめの松脂で音が出やすいものを。
- **中級者以上:**演奏スタイルや好みに応じて、ハードタイプやブランド別に試してみると良いでしょう。
2. 楽器や弓との相性
同じ松脂でも、使用する楽器や弓によって音の出方が変わることがあります。たとえば、明るい音色のバイオリンには深みのある松脂を、逆に暗めの楽器には明るめの松脂を合わせるなどの工夫ができます。
3. 音楽ジャンルや演奏場所
クラシック、ジャズ、ポップスなどジャンルによっても求められる音色は異なります。また、ホールのような響きの良い場所では硬めの松脂、自宅練習用には柔らかめを選ぶなど、シーンによって使い分けるのも一つの手です。
松脂を選ぶときの注意点
- 古くなった松脂は劣化し、音が出にくくなるため、表面を紙やすりでこすると使いやすくなります。
- 保管は高温多湿を避け、ケースの中で直射日光の当たらない場所にしましょう。
- 毛替えの後は、一度松脂で毛が白くなるまで塗り、適度に余分な粉を落としたあと、開放弦のボーイングをして毛になじませます。ですが、弓が安定してきたら普段の練習では塗りすぎも音の濁りや弦の汚れの原因となるため、1~2往復が目安です。
まとめ
松脂は小さな存在ながら、演奏においては非常に重要な役割を果たします。種類やブランドによって音の印象が変わるため、いくつか試してみて自分のスタイルに合ったものを見つけてください。
バイオリンをより深く楽しむために、ぜひ松脂にも目を向けてみてくださいね。
🎻 おすすめバイオリン松脂10選
1位:リーベンツェラー ゴールド II(Liebenzeller Gold II)
- 特徴:ドイツ製の高級松脂で、金粉を配合。
2位:ピエール・ギヨーム(Pierre Guillaume)
- 特徴:ベルギーの弓職人が開発した松脂。
3位:ベルナルデル(Bernardel)
- 特徴:フランス製の定番松脂。
4位:アルシェ Alto(Archet Alto)
- 特徴:日本の弓メーカーが手掛ける松脂。
5位:メロス(Melos)ライト/ダーク
- 特徴:ギリシャ製のハンドメイド松脂。
6位:クロネコ松脂(KuroNeko Rosin)
- 特徴:日本製の新進気鋭ブランド。
7位:コルスタイン(Kolstein’s Ultra Formulation Supreme)
- 特徴:アメリカ製の高粘度松脂。
8位:シュワルツ/ピラストロ(Schwarz/Pirastro)
- 特徴:ドイツの老舗メーカー製。
9位:ミラン(Millant-Deroux)ライト/ダーク
- 特徴:フランス製の伝統的な松脂。
10位:ボガーロ&クレメンテ(Bogaro & Clemente Violino)
- 特徴:イタリア製の松脂。



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